イベント

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石見神楽×ダンス

コンテンポラリーダンスと伝統芸能が交わる身体表現の《今》

島根県西部で脈々と受け継がれる「石見神楽」。豊かな表現力と舞の迫力は、今まさに芸のを継承する人々の熱気を感じ取ることができる誇るべき文化です。このたびの公演では、石見神楽を受け継ぐ若者と、振付家・コンテンポラリーダンサーとして第一線で活躍する藤田善宏氏など5名のダンサーと、石見神楽の中でも人気の高い演目『黒塚』『岩戸』の創作共演作品をお届けします。2017年初演で大好評を博した『岩戸』の再演、また『黒塚』は本公演での初演です。ダンサーと神楽社中員の身体表現が融合し、伝統芸能とダンスの《今》を感じ取れる公演です。

 

基本情報

[日時]2019年3月31日(日)開場13:00/開演13:30

[会場]グラントワ(いわみ芸術劇場)大ホール 舞台上

[料金]全席自由(税込) 一般:前売700円(当日1,200円)会員・大学生以下:前売500円(当日1,000円)

※小学生以下無料

※チラシデータはこちら

※CAT-A-TAC 石見神楽×ダンス公演HP http://www.cat-a-tac.jp/iwami/

 

出演

益田石見神楽神和会青年部/藤田善宏(振付家・ダンサー)、酒井大輝、宮本悠加、関口奈々、宮悠介

 

創作共演作品

黒塚

別名「安達ヶ原」「白狐」とも言う。奥州陸奥の国、那須野ヶ原の山中に老狐が住いをなし巧(たくみ)に化て従来人に害をなし生血を吸っていた。ある日、裕慶法印が剛力と共に道に迷い奥山深く入り込み、剛力は女人に化けた老狐に喰い殺されてしまう。法印は念力により逃れた。そこに、帝より老弧退治の詔を受けた三浦之介、上総之介の両勇が通りかかり老弧を退治する。民話を神楽化した珍しい神楽である。

岩戸

この神楽は、神楽の原点とも言われる神楽であり、事の始りは須佐之男命が、姉君天照皇大御神に身に余る悪事の末、 大御神は岩屋にこもられ世は一転の常闇となる。さて如何にして天照皇大御神を岩屋より出すかと、児屋根命、太玉命の御評定の結果、天の宇津女命に、面白おかしく踊らせ、 外が騒がしい為に様子を見ようと岩戸を少し開けられ、手力男命がすかさず岩戸を開け、天照皇大御神の御手を取り屋外につれ出し、世の中が明るくなったという神楽の演目です。 天の宇津女命のしなやかな舞い方と、手力男命の力強く荒々しい舞い方に加え、最後の笠の手の揃いの舞方も見ものである。

 

※演目情報提供:(一社)益田市観光協会

※当日は社中のみによる「塩祓」も行います。

 

 ◆チケット発売

2019年1月27日(日)

電話予約:「グラントワ」総合案内カウンター(tel:0856-31-1871)

 

藤田善宏(ふじたよしひろ)

振付家・演出家・ダンサー・デザイナー。パフォーマンスユニットCAT-A-TAC (キャットアタック)主宰。ダンスカンパニー コンドルズ メンバー。福井県出身。平成29年度文化庁芸術祭舞踊部門新人賞受賞。福井しあわせ元気国体開会式典演技振付総合監修。群馬大学非常勤講師。小栗旬や加藤シゲアキ主演舞台への振付やステージング、今井翼・桐山照史主演舞台やNODA・MAPへの出演など、MV、CM、舞台作品他、振付出演多数。「からだを使った遊び」を通して、健全な心と身体を育む活動に取り組み、世代を超えたコミュニケーションツールとなり得る事を目指している。愛猫家。プロレス・仏像愛好家。メガネ・アンティーク収集家。

CAT-A-TAC http://www.cat-a-tac.jp/

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©コスガデスガ

 

益田石見神楽神和会青年部

益田市石見神楽神和会は、昭和57年に「益田市石見神楽互助会」として市内9団体によって設立。子ども神楽団の育成や益田地域の伝統文化を伝承するため、地域の秋の大祭や市内外での公演を行い、神楽の里づくりに努めてきた。平成4年に益田市石見神楽神和会と名を改め、現在では、益田市内の12神楽団体から構成されており、益田市を代表する文化、伝統である「石見神楽」の継承・発展に努めている。近年では国内だけでなく海外公演も成功させ、日本だけでなく世界に向け、石見神楽のPR活動を行っている。本公演は神和会の若者を中心としたメンバーでつくる青年部が出演。

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