いわみ芸術劇場主催・共催公演

今日最も優秀な中国伝統楽器奏者の一人。上海民族楽団の二胡首席奏者を経て、同団コンサートミストレスを務め、現在はソリストとして活躍中。ヨーロッパを含め中国内外でこれまでに100回以上のリサイタルを行い、中国国家交響楽団、上海交響楽団、上海フィル、香港フィル、シンガポール国立交響楽団、台北中国音楽楽団、香港中国楽団、フランス国立管、ギリシャ響、ハンブルク響などとも共演。幅広いレパートリーを持ち、新しい中国作品の初演を数多く行っている他、西欧作品も多く含まれる。CDはこれまでに30枚をリリースし、日本国内では「可愛い花」「華(ホワ)」(キングレコード)を発売。テレビ番組にも数多く出演している。さらに、二胡ソリストとして映画「グリーン・デスティニー」でヨーヨー・マと共演したのをはじめ、ギル・シャハム、ジャン・ワン等世界の一流クラシック奏者とも共演。
日本ではN響と共演し、その模様はNHKテレビでも放映され、好評を博した。2007年には広島響とも共演。二胡の魅力を十二分に発揮する演奏で聴衆を魅了した。2010年上海万博親善大使に選ばれ、活躍が期待されている。さらに現在、ズビン・メータ指揮イスラエル・フィルと共演予定である。
4歳からピアノを、9歳からチェロを始め、安田謙一郎、松波恵子、毛利伯郎の各氏に師事。1990年、桐朋学園高校音楽科を卒業後、ロンドンの王立音楽大学に特別奨学生として留学。ジャクリーヌ・デュ・プレを育てた名教授、ウイリアム・プリース、アマリリス・フレミングらに師事。ミュリエル・テイラー・チェロコンクールに最年少で第2位入賞。ヨーロッパ各地でリサイタルを行う。1994年には大学の推薦により、ロンドン交響楽団に於いて演奏。学内最優秀の生徒に与えられるバリーマニロープライズなど、数々の賞を授与され、王立音楽大学を首席で卒業。その後、文化庁芸術家在外派遣研修員として、ジュリアード音楽院のザラ・ネルソヴァに師事。1996年にボストン・ニューイングランド音楽院修士課程に入学し、ローレンス・レッサーに師事。1998年、同校を演奏名誉賞付きで修了後、カザルスホールに於いて日本デビューリサイタルを開催。その演奏はスカイパーフェクTVにて放映され、「精巧なテクニックを持ち、甘美な表情だけではなく、自身の心の内を素直に聞き手に伝えることのできる希有なチェリスト」と各誌で絶賛された。その後も、王子ホール、津田ホール、軽井沢大賀ホールなどで毎年リサイタルを開催し、室内楽でも、国内外のトップアーティストと共演を重ねている。2002年より、「公共ホール音楽活性化事業」登録アーティストとして、全国でコンサートを行うほか、NHK-FM「名曲リサイタル」や、NHK-BS等テレビ出演も多い。2007年秋には、日本初録音となる「ブリッジ、バーバー:チェロ・ソナタ」をリリース。「レコード芸術」誌では、「最高に美しい音をひきだそうとする演奏姿勢、そしてその結果として生まれた音楽の自然な佇まいに感動を覚える」と高く評価される。使用のチェロは1690年代作製のジョセフ・ガルネリ。