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島根県立いわみ芸術劇場

名画をいろどる話芸と音楽vol.7 キネマとアートと音楽の夕べ

観たい|主催・共催公演

2010年に始まった活弁と生演奏で美術作品や映画を楽しむライブイベント「名画をいろどる話芸と音楽」。めでたくも7回目となる今回はグラントワ開館10周年を記念し、石見美術館ファンの投票で選ばれた人気作品上位10点を、おなじみの愉快な仲間たちがにぎやかにいろどります。もちろん本領の無声映画にもご期待ください。出演メンバーが益田のために制作したアニメ「ヒストリーオブ益田氏」をはじめ、選りすぐりの演目で笑いと感動の涙を頂戴します!

 

基本情報

日時:2015年11月27日(金) 開場18:30 開演19:00

会場:グラントワ小ホール

料金:全席自由

   [一般] 2,000円(会員1,000円) *当日券各200円増

   [小中高] 500円(前売・当日同料金)

   [3歳~未就学児] 無料 *3歳未満のお子様のご入場はご遠慮ください

 

*当日無料託児サービスあります[申込み締切:11月20日(金)]

*会員=ホール友の会、ミュージアムパスポート会員、グラントワ共通会員

〇お得な特典がいっぱいのグラントワ友の会会員募集中!

 

◆チケット好評発売中

◆チケットのお求め

 「グラントワ」総合案内カウンター(tel:0856-31-1871)

第1部 話芸と音楽のスペシャルライブ「石見美術館の名品ベストテン」

人気投票「あなたが選ぶ石見美術館コレクションベスト10!」の結果を、弁士・坂本頼光の名調子と、当代一流の音楽家が作品に捧げる楽曲にのせて、カウントダウンン形式で発表します。

第2部 活弁と生演奏で楽しむ無声映画

◆迫力のチャンバラ活劇 「血煙高田馬場」

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酒と喧嘩に明け暮れていた浪人が、悪侍達に決闘を挑まれた伯父の危機を知るや、武士の心を取り戻し助けに走るという、講談や浪曲等でも有名な江戸時代の仇討物語。監督の伊藤大輔、撮影の唐沢弘光、主演の大河内伝次郎は、1930年前後の時代劇映画を代表する名トリオでした。

*吉岡長太郎フィルムコレクション

(日本/1928年/日活京都/監督・脚本=伊藤大輔/主演=大河内傅次郎/10分)

 

◆ナンセンス時代劇 「國士無双」

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天下泰平の世の中、食い詰めた浪人達は剣術大名人・伊勢伊勢守(いせいせのかみ)一行を騙り、方々でタダ飯タダ酒の贅沢三昧。そこへ本物の伊勢守が現れて......。公開当時、ナンセンス時代劇の名作と高く評価された、伊丹万作監督(俳優・監督の伊丹十三の父)の代表作。当時14歳の山田五十鈴がヒロインとして華を添えている。

*吉岡長太郎フィルムコレクション

(日本/1932年/千恵蔵プロダクション/監督=伊丹万作/主演=片岡千恵蔵/16分)

 

◆爆笑オリジナル歴史アニメ 「ヒストリーオブ益田氏」

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益田が誇る2つの重要文化財、雪舟筆《益田兼堯像》(益田市蔵)と、狩野松栄筆《益田元祥像》(島根県立石見美術館蔵)、そして益田地域の遺跡の取材を元に制作されたオリジナルアニメーション。平安時代から戦国時代まで益田を統治した豪族・益田氏の歴史が楽しく学べる、全益田市民必見の力作。本公演ではアニメーションをサイレントで映写し、制作者坂本頼光自らの活弁と、作曲チームの生演奏による特別ライブバージョンでお届けします。

(日本/2012年/活弁とミュージアム活性化事業実行委員会/脚本・作画=坂本頼光/15分)

 

◆喜劇王のドタバタコメディ 「キートンの警官騒動」

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チャップリン、ロイドと共に『世界三大喜劇王』と呼ばれるキートンの傑作短篇。叶わぬ恋に悩む貧乏青年は、行く所ゆく所でドタバタの大事件を引き起こしてしまい、とうとうニューヨーク中の警官に追いかけられる羽目に。「偉大なる無表情」をトレードマークに、アクロバティックなギャグを次々と繰り出すキートンの快演をご堪能あれ。

(アメリカ/1922年/キートン・プロダクション/監督・脚本・主演=バスター・キートン/共同監督=エディ・クライン/18分)

「活弁」と徳川夢声

島根県益田市は、大正時代から昭和初期にかけて活動写真弁士として一世を風靡した、徳川夢声(18941971)の生誕地です。活動写真弁士は、音声のない無声映画(サイレント)の時代、映画(活動写真)にあわせてセリフや状況の説明をした人で、弁士が行う映画の説明のことを「活弁」とよびました。「名画をいろどる話芸と音楽」は、徳川夢声ゆかりの益田の地において活弁を復活させ、音楽、美術とあわせて楽しむとりくみです。

飯南町・吉岡長太郎フィルムコレクション

島根県飯南町に生まれた吉岡長太郎は、昭和初期、自ら収集した映画のフィルムと映写機を携え、県内各地で上映会を行った人物です。娯楽作品、教育映画、ニュース映像のほか、自ら撮影した地域の風景や風俗なども含まれる貴重なフィルムコレクションは、現在は飯南町教育委員会の所蔵となっています。

 

出演者プロフィール

坂本 頼光 (さかもと らいこう)

sakamoto lo.jpg(案内役、活弁)

中学時代より活動写真弁士を志す。2000年に、「鞍馬天狗」でデビュー後、映画館、寺社仏閣、寄席等様々な場所に多数出演。これまでに説明した作品は約70本。2010年にはアメリカのエール大学他五大学で無声映画公演、2,012年にはフランスの映画保存機関シネマテーク・フランセーズの上映会に招聘される。また、自作のアニメーションの活弁や、東京スカイツリーのマスコット「スコブルブル」の声、CMナレーション等、声優としても活躍している。

 

 

鈴木 広志 (すずき ひろし)

suzuki.jpg(サックス、作曲)

サックス奏者/作曲家。東京芸術大学卒業。クラシック、現代音楽、ポップス、ジャズ、ワールドミュージックの世界でボーダーレスに活動。ホールや美術館でのコンサートのプロデュースやCD参加も多数。リーダーを務めた「チャンチキトルネエド」の他、「清水靖晃&サキソフォネッツ」「東京中低域」等でも中核を担う。NHK連続テレビ小説「あまちゃん」のテーマ曲と劇中音楽(作曲:大友良英氏)に参加し関連コンサートや紅白歌合戦に出演。http://suzuki-hiroshi.com/

photo by Kumiko TajimacGion's trunk

 

 

小林 武文 (こばやし たけふみ)

kobayasi.jpg(パーカッション、作曲)

ドラムセット他、あらゆる打楽器を演奏。仙波清彦氏に師事。様々な現場での演奏の他、TV、映画用に楽曲を制作。NHK Eテレ「大!天才てれびくん」MTK「パタタピテ ポタツピテ」では、リーダーバンド「琴鼓'n管」で演奏し反響を呼んだ。その他、「あまちゃん」スペシャルビッグバンド、小川美潮、林正樹、sardine head、「鬼太鼓座」へのゲスト参加等、幅広く活動。

 

大口 俊輔 (おおくち しゅんすけ)

ohkuchi.jpg(ピアノ、作曲)

英国留学中、音楽に興味を持つようになり、帰国後、東京芸術大学卒業。演劇、ファッションショー、映画、TV等に多くの作品・演奏を提供。近年では、JUNYA WATANABE COMME des GARCONSのショウミュージックをサンプリング音のみで制作したり、タップダンサー熊谷和徳主宰、TAPPERS RIOT公演の音楽をプリペアドピアノで制作したりと、実験的な音楽制作も行う。大友良英ビッグバンドメンバー。

 

お問合せ先

島根県芸術文化センター「グラントワ」(tel:0856-31-1860)

 

主催:アートで楽しむ益田の歴史実行委員会(島根県立石見美術館、公益財団法人しまね文化振興財団(いわみ芸術劇場)、みるみるの会、中世の食再現プロジェクト)

協力:飯南町教育委員会、マツダ映画社