加藤泉 何者かへの道 IZUMI KATO ROAD TO SOMEBODY

島根から世界へ、
国際的に活躍するアーティスト
加藤泉の過去最大規模の個展

加藤泉は1990年代末より画家としての活動をはじめ、シンプルな顔かたちの「人がた」を一貫して表現してきました。2000年代からは木彫作品にも取り組み、現在は石、布、ソフトビニール、プラモデルなど幅広い素材を取リ入れた作品を発表しています。本展では初公開となる高校時代の油絵から最新作までを一堂に会し、これまでの歩みを振リ返ります。あわせて音楽活動、ブランドとのコラボレーション、プロダクト制作など、様々な角度から加藤泉の幅広い活動を紹介します。

みどころ

島根から世界へ
加藤泉これまでの
あゆみを一望

初公開となる高校時代の油彩画にはじまり、画家としての活動が本格化した初期作から最新作までを一堂に集め、これまでの歩みを振り返リます。加藤が一貫して取リ組んでいる「ひとがた」の表現の変遷が分かリます。

《無題》2021年 ©2021 Izumi Kato 撮影:岡野圭

平面と立体、
様々な素材と表現

油彩画の制作から出発した加藤ですが、布を用いた大型作品、リトグラフ、さらに近年は伝統的な浮世絵版画にも表現の領域を広げています。立体では木にはじまり石や金属、さらにはソフトビニールやプラモデルも取リ入れた多彩な制作を行っています。手のひらに載るような小さなものから見上げるほどの大型作品まで、バラエティーに富んだ表現が楽しめます。

《無題》2024年 (c) Izumi Kato 2024 撮影:岡野圭

内藤廣設計の
個性的な空間に広がる
「加藤泉展」

それぞれ個性が異なる3つの展示室を使う本展では、内藤廣が設計した建築と加藤泉の作品とのコラボレーションも見どころのひとつとなります。
[ 展示室D ] 1,000㎡の大展示室に学生時代の習作から最新作までを一堂に会し、アーティスト・加藤泉のこれまでの「道」をたどります。
[ 展示室C ] 高い天井から自然光が降り注ぐ空間に、大型作品によるインスタレーションを展開。
[ 展示室A ] 美術館の外観を覆う石州瓦(赤瓦)をイメージした、床や壁、天井が赤い展示室。小型作品やプロダクト、映像などによって、約30年の活動をコンパクトに振り返ります。

音楽活動、
プロダクト…etc
拡張するクリエーション

加藤はソフトビニールやプラモデルを素材として利用するだけでなく、自らのデザインによるプロダクトも制作しています。また、オニツカタイガーをはじめ服飾ブランドとのコラボレーションも行ってきました。一方、THE TETORAPOTZ、そしてHAKAIDERSのメンバーとしてバンド活動も行い、レコードのアートワークも手がけています。本展ではこうした幅広い分野に拡張するクリエーションも紹介します。
会期中にはTHE TETRAPOTZ + SNATCHとHAKAIDERSによるライブも開催します。(詳しくはグラントワホームページをご覧ください)

THE TETORAPOTZ + SNATCH
Photo: Aly Ishikuni-Sasaki  Courtesy of Potziland Records  ©︎ THE TETORAPOTZ + SNATCH

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※展示室入口で搭乗券をご提示ください

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