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杉浦非水(すぎうら ひすい・1876~1965)は日本の商業デザインの近代化に大きく貢献した人物です。1908(明治41)年に三越呉服店(のち三越百貨店)の図案部主任となった非水は、1934(昭和9)年まで同店のポスターやPR 誌のデザインを数多く手がけました。一方、三越以外の様々なポスターや雑誌の表紙、本の装丁も手がけ、明治時代末期から昭和時代中期の日本のデザインをリードしました。華やかでモダンな非水のデザインは、現在も私たちを魅了し続けています。
本展では初期から晩年に至る図案の仕事とあわせ、交友の画家の作品や、若き日に島根県で教員として過ごした時期の作品なども展示し、杉浦非水の全貌を紹介します。
三越図案部時代の非水 大正3年
[会期]2021年7月3日(土)~2021年8月30日(月)
[開館時間]9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
[休館日]毎週火曜日
[会場]展示室D
[観覧料]
当日券 | 前売券 | ||
企画展 | 企画展・コレクション展セット | ||
一 般 | 1,000(800) | 1,150(920) | 900 |
大学生 | 600(450) | 700(530) | 500 |
小中高生 | 300(250) | 300(250) | 200 |
単位:円
※( )内は20名以上の団体料金
※小中高生の学校利用は入場無料
※障がい者手帳、被爆者健康手帳保持者およびその介助者(1名様まで)は入場無料
※前売券はローソン各店(Lコード62377)、グラントワ総合受付でお求めになれます。
※大学生、小中高生の前売券は、ローソンチケットでのみ販売
[主催]島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、毎日新聞社、BSS山陰放送
[後援]芸術文化とふれあう協議会
[協賛]ニューカラー写真印刷株式会社
[特別協力]株式会社三越伊勢丹ホールディングス、東京国立近代美術館
[企画協力]愛媛県美術館
◎企画展「杉浦非水 時代をひらくデザイン」出品リスト は → こちら(PDFファイル:262KB)
◎企画展「杉浦非水 時代をひらくデザイン」チラシ は → こちら(PDFファイル:10.9MB)
◎企画展「杉浦非水 時代をひらくデザイン」TVCM は、以下のバナーをクリックしてご覧ください。
《三越呉服店 春の新柄陳列会》1914(大正3)年 愛媛県美術館蔵
《東洋唯一の地下鉄道 上野浅草間開通》1927(昭和2)年 愛媛県美術館蔵
《爽快美味滋強飲料 カルピス》1926(大正15)年 愛媛県美術館蔵
『ツーリスト』第十八号 1916(大正5)年 愛媛県美術館蔵
『非水創作図案集』(猫) 1926(大正15)年 愛媛県美術館蔵
『非水百花譜』(大正版)(椿)1920~22年 島根県立石見美術館蔵
杉浦非水の見た島根・石見
非水は明治37年から翌年にかけ、島根県第二中学校(現在の島根県立浜田高等学校)で図面の教員をしていました。
当時の風景写生を含む島根時代のスケッチブックや、雑誌に掲載された口絵により、島根時代の活動も紹介します。
《画帖(島根時代)》より「郷川ノ河口」 1904年(明治37年)
[日時]2021年7月24日(土)14:00~15:30 ※13:30より受付
[会場]グラントワ講義室(当日先着25名/聴講無料)
[講師]長井健(愛媛県美術館 専門学芸員)
申込不要、参加無料
[日時]2021年7月3日(土)、18日(日)、8月1日(日)、29日(日)各日共14:00~15:00 ※13:30より受付
[会場]展示室D(当日先着10名/参加無料)
※ただし、観覧券またはミュージアムパスポートが必要
徳川夢声没後50年記念特別企画の一環として、非水の作品や同時代の映画を、活弁と生演奏でいろどるステージプログラムを開催。
[開催日]2021年8月21日(土)
[会場]グラントワ小ホール
[出演]坂本頼光(活動写真弁士)、鈴木広志(サックス)、大口俊輔(ピアノ)、小林武文(パーカッション)
※上映時間等の詳細は、後日グラントワ公式ホームページ等で発表します。
当企画展のWEB割引券をダウンロードできます。
◎「WEB割引券」(PDFファイル:236 KB)