企画展
北斎-永田コレクション名品展
- 会期
- 2020年9月26日 2020年11月23日
- 開館時間
- 9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
- 場所
- 展示室D
江戸時代後期の浮世絵師、葛飾北斎(1760~1849)は、国内外で最も高く評価されている日本の絵師の一人です。90年に及ぶ生涯の中で《冨嶽三十六景》などの風景版画で一世を風靡したほか、錦絵(量産が可能な多色刷りの木版画)、読本(文書が主体の長編小説)の挿絵、肉筆画(絵師直筆による1点ものの絵画)など、多種多様なジャンルの作品を生み出しました。
北斎に関する個人コレクションの中で質、量ともに世界屈指の水準を誇っているのが、島根県津和野町出身の北斎研究者、永田生磁氏(1951~2018)が蒐集した作品群です。総数2,400点近い「永田コレクション」は、2017年度に島根県に一括寄贈されました。
当館開館15周年を記念する本展では、「永田コレクション」の主要な作品約330点を前期・後期に分け、北斎の生涯と画業を紹介します。同コレクションは、本県西部では寄贈後初公開となります。