塚原重義監督「女生徒」「押絵ト旅スル男」

基本情報

［会　　 期］　2025年12月24日（水）～2026年2月23日（月・祝）

［開館時間］　9:30～18:00（展示室への入場は17:30まで）

［休 館 日］　毎週火曜日、12月28日～2026年1月3日

［会　 　場］　展示室B

展覧会概要

「女生徒」「押絵ト旅スル男」は、当館、青森県立美術館、静岡県立美術館で開催した企画展「美少女の美術史」（2014年）、ならびに「めがねと旅する美術」（2018年）のために、アニメーション作家、塚原重義監督に制作委嘱した短編アニメです。当館の開館20周年事業としてこれまでの活動をふりかえる一環として、この2作品を上映いたします。美術館でのアニメ上映は昨今では珍しくありませんが、展覧会のコンセプトを反映した新作を学芸員がクリエーターとともに制作し、展覧会を象徴する作品として発表するのは斬新な試みでした。
あわせて、今年度いわみ芸術劇場の「グラントワ　ダイバーシティ事業」に関連して新たに制作した「押絵ト旅スル男」バリアフリー版（視覚情報を音声で伝えるナレーションと、セリフの字幕をつけたもの）も上映します。この機会に塚原重義作品の魅力を味わうとともに、当館のユニークな活動を知っていただければ幸いです。

「押絵ト旅スル男」
(c)青森県立美術館・静岡県立美術館・島根県立石見美術館／塚原重義／トワフロ

「女生徒」（14分）原作：太宰治／朗読：遊佐未森／企画：トリメガ研究所
「押絵ト旅スル男」（9分）原作：江戸川乱歩／声の出演：梶裕貴、細谷佳正、坂本頼光
　　　　　　　　　 　企画：トリメガ研究所／音声ガイドナレーター：佐々木望

観覧料

	当日券
一　般	300（240）
大学生	200（160）
高校生以下	無料

単位：円

※（　）内は20名以上の団体料金