日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣の、過去最大規模の個展を開催します。
「Built(ビルト=建設された建物)とUnbuilt(アンビルト=実現しなかった建物)」をテーマとする本展では、初公開資料も多数まじえ、建築としては世に現れていない部分もふくめた内藤の設計と思考の軌跡をたどります。
[会期]2023年9月16日(土)~12月4日(月)
[開館時間]9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
[休館日]火曜日
[会場]展示室A・C・D
[観覧料]
当日券 | 前売券 | ||
企画展 | 企画展・コレクション展セット | ||
一 般 | 1,200(950) | 1,350(1,050) | 1,000 |
大学生 | 600(450) | 700(530) | 500 |
小中高生 | 300(250) | 300(250) | 200 |
単位:円
※( )内は20名以上の団体料金
※未就学児入場無料
※小中高生の学校利用は入場無料
※各種障がい者手帳、被爆者健康手帳をお持ちの方およびその介助者は1名まで入場無料
※前売券は、ローソン各店(Lコード:63824)、グラントワ総合案内カウンター(会期前日まで)でお求めになれます。
[主催]島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、日本海テレビ、中国新聞社
[後援]芸術文化とふれあう協議会
[特別協力]内藤廣建築設計事務所
Built 内藤廣の建築
内藤の代表作を模型や図面、写真等によって紹介。2005年竣工の「グラントワ」を中心として、それ以前の作品から海の博物館(1992年)や牧野富太郎記念館(1999年)など約10件を、以降の作品として静岡県草薙総合運動場体育館(2015年)、高田松原津波復興祈念公園 国営 追悼・祈念施設(2019年)などから近作の紀尾井清堂(2021年)まで約15件を展示します。
BuiltとUnbuilt をつなぐもの
「海の博物館」の特徴的な架構をモチーフにした、本展のためのインスタレーション。
Unbuilt 内藤廣の思考
様々な事情により実現しなかった建物や架空のプロジェクトを、図面や模型によって紹介。卒業設計から近年のコンペシートまでをひもとき、時代を追って内藤の思考と社会の動きの変遷をたどります。その時々の内藤の手帖もあわせて展示し、アイデアの源や設計のプロセスも公開します。また、進行中の最新プロジェクトの進捗も「未だ実現していないもの」として示し、未来への展望を示します。
内藤廣の言葉
内藤の著作から集めた言葉の数々と、石州瓦に覆われたグラントワの外壁の美しさをとらえた映像によるインスタレーション。
海の博物館(模型) 1992 年
島根県芸術文化センター「グラントワ」(模型) 2005 年
紀尾井清堂(模型) 2021 年
Unbuilt/こまつドーム(模型) 1994年
Unbuilt/アルゲリッチハウス(模型) 2012 年
Unbuilt/日立市庁舎(模型) 2012年
準備中
準備中
● 施設の開館状況、展覧会の会期、関連プログラムなどが変更・中止になる可能性があります。ご来館の前には、グラントワホームページにて最新の情報をご確認ください。