「めがね」は「みる」ことを補助する器具ですが、本展ではこれを、世界を知るための、あるいは見えないものを見るためののぞき窓としてとらえます。
アーティストたちが広い世界を、あるいは見えない世界を表すために制作した美術作品もまた、私たちに様々なイリュージョンを見せてくれる「めがね」といえます。
展示室には、遠く離れた景色を望遠鏡のように間近に見せる風景画や、普通では見えないものを露わにする透視図、レンズや錯視の効果を利用した「だまし絵」、最先端のVR（ヴァーチャルリアリティー）など、江戸時代から現代までの多彩な作品が一堂に会します。
［会期］2018年9月15日（土）～11月12日（月）
［開館時間］10:00～18:30（展示室への入場は18:00まで）
［休館日］火曜日
［会場］展示室D・C
［観覧料］ （ ）内は20名以上の団体料金
| 当日券 | 前売券 | ||
| 企画展 | 企画展・コレクション展セット | ||
| 一 般 | 1,000（800） | 1,150（920） | 900 |
| 大学生 | 600（450） | 700（530） | 500 |
| 小中高生 | 300（250） | 300（250） | 200 |
単位：円
※小中高生の学校利用は入場無料
※障害者手帳保持者および被爆者健康手帳保持者とその介助者は入場無料
※前売券は、ローソン各店（Lコード 61489）、主な旅行会社、各プレイガイドでお求めになれます。
※大学生、小中高生の前売券は、ローソンチケット、生協ひろしまでのみ販売
［主催］島根県立石見美術館、しまね文化振興財団、日本海テレビ、中国新聞社
［後援］芸術文化とふれあう協議会
［協賛］ヤマトグローバルロジスティクスジャパン株式会社
［協力］株式会社東京メガネ、株式会社アートボックス
［助成］一般財団法人 地域創造
［企画］トリメガ研究所
◎企画展「めがねと旅する美術展 江戸時代から現代まで－「みる」ことの探求」チラシ は → こちら（PDFファイル：1.12MB）
◎「益田ゆかりの作家たち」紹介チラシ は → こちら（PDFファイル：696KB）
《銀メッキ製 スプリングローネット エナメル装飾》1840-50年代 株式会社東京メガネ蔵
Mr.《加奈－蒼き花－》2018年 ©2018 Mr./Kaikai Kiki Co.,Ltd. All Rights Resetved.
米田知子《谷崎潤一郎の眼鏡－松子夫人への手紙を見る》1999年 森美術館蔵 copyright the artist, courtesy of ShugoArts
田中智之《渋谷駅解体 2011》2011年 作家蔵
南小柿寧一（画）、中伊三郎（銅版）『重訂解体新書図譜』1826年 津和野町郷土館蔵
松江泰治《JP-32 04》2018年 作家蔵 ©TAIJI MATSUE, Courtesy of TARO NASU ＊本展のための新作のうち、グラントワ周辺の風景など6点を初公開
森村泰昌《批評とその愛人》7点組のうち 1989年 静岡県立美術館蔵
山田純嗣《（14-5）秋冬山水》のうち秋景 2014年 池原操氏蔵
山田純嗣《秋冬山水》のうち秋景 ジオラマ 2014年 作家蔵
大畑稔浩《春の予感》1993年 東京ステーションギャラリー蔵
野村康生《Noctis Labyrinthus（夜の迷宮）》5点組のうち 2017年（写真は展示風景）
平川紀道《a study for spacecolortime》2018年（写真は展示風景）
歌川広重《名所江戸百景 猿わか町よるの景》1856年 島根県立美術館蔵 ＊前期展示（10/15まで）
歌川豊春《江戸名所 新吉原之図》1768-72年頃 島根県立美術館蔵 ＊前期展示（10/15まで）
双眼鏡を差し出す謎の老人、レンズの向こうの美少女に焦がれる男…
明治と昭和を往還する幻想的な物語。
展覧会のために制作した短編（約10分）を会場で上映します。
監督：塚原重義／キャラクターデザイン・作画監督：やぼみ
音楽：アカツキチョータ／声の出演：細谷佳正、梶裕貴、坂本頼光
プロデューサー：迫田祐樹／企画：トリメガ研究所（川西由里、工藤健志、村上敬）
原作：江戸川乱歩「押絵と旅する男」
塚原重義／やぼみ《押絵ト旅スル男》イメージイラスト
© めがねと旅する美術展実行委員会／塚原重義／トワフロ
年内に65歳以上になる方は美術館観覧料が無料。
年齢が確認できるものをお持ちください。
益田ゆかりのアーティスト3名による作品解説。
［日時］2018年9月15日（土）11:00～12:00
［参加アーティスト］大畑稔浩、野村康生、平川紀道
［料金］参加無料／申込不要（展示室前集合）
※企画展観覧券またはミュージアムパスポートが必要
本展を企画した学芸チーム「トリメガ研究所」が展覧会の意図や裏話を披露。
［日時］2018年9月15日（土）14:00～15:30
［出演］工藤健志（青森県立美術館 総括学芸主幹）、村上敬（静岡県立美術館 上席学芸員）、川西由里（当館専門学芸員）
［会場］講義室
［料金］入場無料／当日先着40名
美術館は終日無料開放！
［開催日］2018年10月7日（日）
［日時］2018年10月7日（日）、10月21日（日）、11月11日（日）各日14:00～ 申込不要
※企画展観覧券またはミュージアムパスポートが必要
身体の内部を見せるバイオイメージング技術に取り組む科学者と、肉眼では見えない世界を描く画家の異分野コラボレーション。
［日時］2018年10月13日（土）14:00～15:30
［出演］曽我公平（東京理科大学基礎工学部教授）、野村康生（本展出品作家、益田市出身）
［会場］講義室
［料金］入場無料／当日先着40名
協力：科研費新学術領域「レゾナンスバイオ」
飲んでいるうちに色が変わる不思議なお茶をどうぞ。
［日時］2018年10月14日（日）11:00～
［会場］美術館ロビー
［料金］無料／先着100名
※企画展観覧券またはミュージアムパスポートが必要
島根県を上空から撮影した《JP-32》を、展覧会未出品作品も含めてスライドショーで公開。
［日時］2018年11月3日（土・祝）14:00～15:30
［出演］松江泰治（本展出品作家）
［会場］多目的ギャラリー
［料金］入場無料／当日先着80名
「めがねと旅する美術展」図録
［価格］2,700円（税込）
作品カラー図版、作品解説、作品データに加え、トリメガ研究所による鼎談、エッセイ、さらに東京飛地展示の出品作も掲載された充実の1冊です。
仕様：B5変形サイズ、ソフトカバー、264ページ
出版社：青幻舎
展覧会新作アニメーション《押絵ト旅スル男》DVD
［価格］1,080円（税込）
展覧会会場で上映している《押絵ト旅スル男》のDVDです。会期中のみの販売となります。数量限定品です。
企画展「めがねと旅する美術展 江戸時代から現代まで－「みる」ことの探求」関連グッズ
企画展関連グッズをミュージアムショップにて期間限定で販売します。
［販売期間］2018年9月15日（土）～11月12日（月）
ミュージアムショップ「コン・アモール」
◎ホームページ は → こちら
◎Facebook は → こちら
当企画展のWEB割引券をダウンロードできます。
◎「WEB割引券」（PDFファイル：155KB）
