いわみ芸術劇場ホール再開記念公演 令和5年度(公社)全国公立文化施設協会主催 西コース
松竹大歌舞伎
松竹大歌舞伎が8年ぶりにグラントワ大ホールに登場!江戸時代から続く日本の誇る伝統芸能を是非お楽しみください。
※演出の変更につきまして
『土屋主税』の西川頼母に出演をしております
中村寿治郎ですが、体調不良のため
当面の間、一部演出を変更して上演いたします。
歌舞伎美人HP
公文協西コース「松竹大歌舞伎」中村寿治郎休演のお詫び
https://www.kabuki-bito.jp/news/8485
【日時】2023年9月10日(日)開場13:15 開演14:00
【会場】島根県芸術文化センター「グラントワ」大ホール
【料金】(全席指定・税込)
●S席8,000円
●A席6,000円
●B席3,000円
※お1人様1回4枚までお求め頂けます。
※車椅子席・赤外線補聴装置をご希望の方は、グラントワへお問い合わせください。
※車いす席はグラントワ窓口のみで販売します。
※グラントワ発行の金券利用可(グラントワ総合案内カウンターのみで対応)
※託児サービスあり。9/3(日)までにグラントワへお申込ください。
【チケット一般発売日】2023年7月1日(土) 窓口10:00~/電話予約12:00~
※発売初日のみ(2日(日)からは窓口・電話ともに9:00~18:00まで承ります。)
【プレイガイド】
●島根県芸術文化センター「グラントワ」総合案内カウンター
0856-31-1871(営業時間9:00~18:00 第2・4火曜日休館)
●オンラインチケット「シマチケ」 「シマチケ」での購入はこちら
★チケット先行販売のご案内★
●グラントワホール友の会・共通会員の皆様
先行販売期間:2023年6月24日(土)10:00~28日(水)18:00
・販売方法については、5月末に会員様宛に案内文を送付いたしますので、ご確認ください。
・6月24日の先行販売初日は窓口、電話ともに混雑が予想されるため、新たに会員に入会される方、更新が必要な方はなるべく前日(6月23日(金)18:00)までに手続きをお済ませください。
※入会・更新手続き完了後にチケットの購入が可能となります。6月24日に入会・更新手続きをされる場合は、手続き完了までお時間をいただきますので予めご了承ください。
●オンラインチケット「シマチケ」会員の皆様
先行販売期間:2023年6月24日(土)10:00~
※パソコンやスマートフォンからチケットが予約・購入できます。購入には会員登録が必要です。「シマチケ」会員登録はこちらから
★演目と配役★
★あらすじとみどころ★
■土屋主税
赤穂浪士の一人である大高源吾が、西国の大名家へ仕官することが決まったと俳諧師の其角の家に別れの挨拶にやって来ます。其角は餞別として「年の瀬や水の流れも人の身も」という句を贈り、源吾はそれに「あした待たるるその宝船」と附け句をしてその場を立ち去ります。其角は、源吾が附けた下句は仕官を喜んだ句であると考え、亡君への恩を忘れたのかと源吾の変節に立腹しますが、この一件を聞いた土屋主税は、討ち入りを暗示した句であると読み解きます。やがて隣家の吉良邸内から刃を交える音が聞こえてくると、主税は喜び、要所に高張提灯を灯させて、陰ながら浪士たちを援助するのでした。 明治四十(一九〇七)年十月に大阪の角座で初演された、渡辺霞亭作の忠臣蔵の外伝物。俳諧を巧みに織り交ぜながら、討ち入りを待ち望む主税の心情を描いた、上方歌舞伎の代表的な名跡である中村鴈治郎家のお家芸「玩辞楼十二曲」の一つに数えられる名作です。
■汐汲
時は平安時代。帝の逆鱗に触れ、須磨に流された在原行平は、松風と村雨という姉妹の蜑女を寵愛し、帝に罪を赦され都へ戻る際に自らの烏帽子と狩衣を形見として与えました。その浜辺にやって来た蜑女の苅藻は、汐汲桶に映る月影に、会うことの叶わない恋人への思いを馳せて舞を舞い始めます。そこへ、苅藻に思いを寄せる漁師の此兵衛が現れますが、苅藻は此兵衛をあしらいながら去っていくのでした。 女方の舞踊の中でも屈指の人気曲のひとつであるこの作品は、在原行平が土地の蜑女と歌を交わしたという説話を基に、「古今和歌集」の行平が詠んだ短歌などが影響を及ぼして生まれた謡曲の「松風」が題材になっています。松風は幽玄能の中でも屈指の名作で、歌舞伎や浄瑠璃に大きな影響を与え、それらの作品の素材ともなりました。今回の『汐汲』もそのひとつで、苅藻の悲しくもまた初心な恋心や、此兵衛との駆け引きを舞踊仕立てで描き出しています。古風な情緒溢れる歌舞伎舞踊をじっくりとお楽しみください。
★主な出演者★
画像提供:松竹
★同時解説イヤホンガイドあり(有料)レンタル料1台800円★
初めて歌舞伎を観劇される方のために劇場内でイヤホンガイドを用意しています。舞台の進行にあわせてわかりやすく解説してくれますので是非ご利用ください。
【主催】島根県、公益財団法人しまね文化振興財団(いわみ芸術劇場)、日本海テレビ
【共催】芸術文化とふれあう協議会
【後援】山陰中央新報社