イベント

600x600 ols chirashi 1

MUSEUM×THEATER ミューシアvol.20
オブジェクト・ラブ・ストーリー

観客が自分の足で歩いてストーリーを追う
新感覚のグラントワ回遊型演劇!
虫めがねとマップを片手に、ふだん見過ごされがちな場所にひそんでいる
モノたちのセリフを探してみませんか?


劇作家・演出家の山本卓卓がグラントワのあちこちにある、いろいろな「モノ」たちの愛の呟き(ラブ・ストーリー)を書き下ろし、ドラマ・インスタレーションとして展開します。ふだん何気なくそこにある「モノ」(オブジェクト)たちはどんな記憶を持ち、何を思い、語ってくれるのでしょうか?
(企画展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」関連企画)

オブジェクト・ラブ・ストーリーの楽しみ方

①グラントワへ到着したら、まずは総合案内カウンター前に設置してある本とマップを手に入れましょう。

00start-8f_web.JPG

00start2_web.jpg

②展示と本を番号順に読み進めると、物語として繋がる仕掛けになっています。


③マップの順序どおりにグラントワを探検し、あちこちに展示してある「モノ」が話す言葉を追いかけてみてください。展示される文字は小さく、見つけにくくなっています。本と一緒に設置してある虫めがねをご利用ください。

02_5.JPG

12_2.JPG

18_3.JPG

▼思い思いに作品を楽しむ参加者の様子

73873_0.jpg

IMG_0828.JPG IMG_0833.JPG

IMG_0904.JPG

IMG_0921.JPG

DSC_3746.JPG

★マップには掲載されていない秘密の言葉が3つ、館内のどこかにひそんでいます。探してみてください。

※虫めがねは元の場所へご返却ください。
※本はお持ち帰りいただいて差し支えありません。
※グラントワ開館中は予約不要でいつでも参加いただけます。(第2・4火曜日は全館休館日のためご利用いただけません。)
※他の催しによる施設利用時やお客様の混み合う時間帯は一部ご覧いただきにくい箇所もございます。予めご了承ください。

PDFダウンロード(980KB

【日時】2023年10月28日(土)~12月25日(月)
【会場】島根県芸術文化センター「グラントワ」(館内公共スペース)
【料金】無料
【作・演出】山本卓卓
【ビジュアル・造形物デザイン】株式会社 益田工房
【施工】株式会社フタバ
【主催】公益財団法人しまね文化振興財団(いわみ芸術劇場) ・島根県立石見美術館
【協力】KAAT神奈川芸術劇場 ※当事業は2022年5月1日~6月5日の期間、KAAT神奈川芸術劇場にて開催された「オブジェクト・ストーリー」をもとに新たに制作しました。

【作・演出】

山本卓卓 Suguru Yamamoto 

劇作家・演出家。範宙遊泳代表。1987年山梨県生まれ。幼少期から吸収した映画・文学・音楽・美術などを芸術的素養に、加速度的に倫理観が変貌する現代情報社会をビビッドに反映した劇世界を構築する。オンラインをも創作の場とする「むこう側の演劇」や、子どもと一緒に楽しめる「シリーズ おとなもこどもも」、青少年や福祉施設に向けたワークショップ事業など、幅広いレパートリーを持つ。アジア諸国や北米で公演や国際共同制作、戯曲提供も多数。『幼女X』でBangkok Theatre Festival 2014 最優秀脚本賞と最優秀作品賞を、『バナナの花は食べられる』で第66回岸田國士戯曲賞を受賞。公益財団法人セゾン文化財団フェロー。http://www.hanchuyuei2017.com

山本卓卓(撮影:雨宮透貴)600.jpg

(撮影:雨宮透貴)

▼2023.11.11(土) 作・演出を手がけた山本卓卓さんの制作秘話トークと展示案内を開催しました。

194A3923.JPG

194A3930.JPG

194A3954.JPG

 

関連企画1 企画展「建築家・内藤廣/BuiltとUnbuilt 赤鬼と青鬼の果てしなき戦い」 

日本を代表する建築家であり、島根県芸術文化センター「グラントワ」の設計者である内藤廣のこれまでの軌跡を、「Built(ビルト=建設された建物)」と「Unbuilt(アンビルト=実現しなかった建物)」の双方によって見渡すことができる展覧会。

【日時】2023年9月16日(土)~12月4日(月)
【開館時間】9:30~18:00(展示室への入場は17:30まで)
【休館日】毎週火曜日
【会場】島根県立石見美術館(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)

料金ほか詳細は企画展特設サイトから

https://www.grandtoit.jp/museum/hiroshi_naito_built_unbuilt

内藤展(島根県芸術文化センター「グラントワ」(模型)2005年)600.jpg

島根県芸術文化センター「グラントワ」(模型)2005年

 

関連企画2 範宙遊泳「バナナの花は食べられる」 <映像上映>

山本卓卓が主宰する演劇集団・範宙遊泳の『バナナの花は食べられる』映像上映会。2021年3月に初演され、第66回岸田國士戯曲賞を受賞。2023年8月にKAAT神奈川芸術劇場で上演した最新ver.の映像をこの度、初公開いたします。話題作の上映をぜひお楽しみください。

<ストーリー>
2018年夏。33歳独身、彼女なし、アルコール中毒、元詐欺師前科一犯の“穴蔵の腐ったバナナ”は、マッチングアプリに友達を募る書き込みをした。そのアプリで女に成りすますサクラのバイトをしていた別の“男”は、釣られているとわかって課金してきたバナナに興味を持ち、2人は会ってみることに。「僕は人を救いたいんだ」と言うバナナと、その男は意気投合し、探偵の真似事を始める。

【日時】2023年11月3日(金・祝)13:00開場 13:30開演
【上演時間】約3時間
【会場】いわみ芸術劇場小ホール(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
【料金】無料

バナナの花は食べられる(撮影:雨宮透貴)600.jpg

撮影:雨宮透貴

 

関連企画3 山本卓卓トーク 「オブジェクト・ラブ・ストーリー」を語る

山本卓卓さんご本人に「オブジェクト・ラブ・ストーリー」の見どころのほか、これまでの活動や制作秘話などについて語っていただきます。
【日時】2023年11月11日(土) 14:00~15:00
【会場】いわみ芸術劇場大ホールホワイエ(島根県芸術文化センター「グラントワ」内)
【料金】無料

同時開催 グラナリエ(中庭クリスマスツリー点灯)

 約10,000珠のイルミネーションを使った幻想的な空間をお楽しみください。
 【期間】11月15日(水)~12月25日(月)

同時開催 企画展 石見特別版 永田コレクションの全貌公開〈一章〉 北斎 -「 春朗期」・「宗理期」編

【会期】12月23日(土)~2024年2月12日(月・振休)

ページの先頭へ戻る